
「今思えば、あの頃からおかしかった」
「はっきりした症状ではないけれど、確実に“いつもと違った”」
脊髄小脳変性症や多系統萎縮症の患者さんから、よく聞く言葉です。
多くの方が、病名がつく前から何らかの違和感を感じていました。
「ふらつき」より先にあった小さな違和感
初期の違和感は、転ぶほどのふらつきではないことがほとんどです。
- 人混みを歩くと不安になる
- まっすぐ歩いているつもりなのに壁に近づく
- 駅のホームやエスカレーターが怖くなった
周囲から見れば問題なく歩けていても、
**本人の中では「バランスが取りづらい感覚」**が始まっています。
めまいではない不安定感と、頭がぼーっとする感覚
多くの方が、
- 回転するめまいではない
- 立ちくらみとも違う
- 常に体が揺れているような感じ
と表現します。
この状態が続くことで、
脳が常にバランスを取ろうとして働き続け、強い疲労状態になり、
- 頭がぼーっとする
- 集中力が落ちる
- 考えがまとまりにくい
といった症状につながることがあります。
早期からのケアが「進行を緩やかにする可能性」
脊髄小脳変性症や多系統萎縮症は、
現時点では完治させる治療法はありません。
しかし近年では、
- 早い段階から体の状態を整えること
- 神経系への負担を減らすこと
が、進行を緩やかにする可能性があると考えられています。
特に「明らかな症状が出る前」の段階で、
- 疲れを溜めすぎない
- 体のバランスを整える
- 自律神経の緊張を抜く
といったケアを行うことは、とても重要です。
その違和感は、必ずしも病気とは限らない
ここで大切なのは、
その違和感が必ずしも脊髄小脳変性症の初期症状とは限らないという点です。
実際には、
- 強い疲労
- 睡眠不足
- 自律神経の乱れ
などによって、同じような
- ふらつき
- 頭のぼーっと感
- 不安定感
が起こることも少なくありません。
「疲れだから大丈夫」と放置しないことが大切
重要なのは、
それが病気かどうかを今すぐ決めつけることではありません。
むしろ大切なのは、
- 体が出しているサインを無視しないこと
- 「ただの疲れ」と決めつけて放置しないこと
です。
たとえ原因が単なる疲労だったとしても、
その疲れを放置すれば、神経系への負担は積み重なっていきます。
鍼灸治療という選択肢
鍼灸治療は、
- 自律神経の緊張を和らげる
- 体のバランスを整える
- 慢性的な疲労を回復させる
ことを目的とした治療です。
東洋医学的には、
体のエネルギーの消耗を抑え、回復しやすい状態を作ることを重視します。
その結果として、
- 症状の進行を早める要因を減らす
- 発症や悪化のタイミングを遅らせる
ことにつながる可能性があると考えています。
※すべての方に同じ結果が出るわけではありませんが、
「何もしないで放置する」よりも、体を整える選択肢として意味があります。
「あの違和感は、体からのメッセージ」
病名がついたあと、多くの患者さんがこう振り返ります。
「あの違和感は、体からの警告だったんだと思う」
早く気づき、
早くケアを始めること。
それは、病気と向き合う上で
とても大切な第一歩です。
まとめ
- 病名がつく前から、違和感は始まっていることが多い
- その違和感は必ずしも病気とは限らない
- ただし「疲れ」として放置しないことが重要
- 早期から体を整えることで、進行や発症を遅らせる可能性がある
大阪市都島区・京橋エリアで鍼灸治療をお探しの方へ
原因のはっきりしないふらつきや、頭がぼーっとする感覚が続いている場合、
「年齢のせい」「疲れているだけ」と我慢してしまう方も少なくありません。
大阪市都島区・京橋エリアでも、
脊髄小脳変性症や多系統萎縮症の方、または診断前の違和感でお悩みの方が、
自律神経や体のバランスを整える目的で鍼灸治療を選ばれるケースがあります。
病名がついている・ついていないに関わらず、
- ふらつきや不安定感
- 頭がスッキリしない感覚
- 慢性的な疲労感
を放置せず、体を整えることは将来のための大切な選択肢のひとつです。


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