ジストニア(痙性斜頸 職業性 書痙)の病態・症状と鍼灸治療

病態

自分の意志とは関係なく、首が動いたり、一定の動きをしたりした時に指や腕が動く症状が出る。検査では異常がない事が多いです。
発症因子としては、同じ動きを繰り返ししていたり、何かストレスを感じ首肩に力が入り徐々に発症する事もあります。
首が不随に動く痙性斜頸や、プロの演奏家やミュージシャンなど楽器を毎日演奏する方に発症するフォーカルジストニア、毎日特定の動きを要する場合に発症する職業性のジストニア、文字を書く時に余分な力が入って書けなくなる書痙などがあります。
どの症状も精神的緊張や寝不足などによる疲労により悪化する事が多いです。

東洋医学的見解

筋肉が収縮して関節を曲げる事で、首を回したり、指を動かしたりしています。運動する為には筋肉が収縮する事が必要なのですが、筋肉に慢性的な緊張や凝りが出来るとそれに邪魔されて正常な運動がしづらくなります。そうなると局所的に気の巡りが悪くなり気の鬱滞が起こります。鬱滞するとこれを体が無意識に筋肉を動かし発散させようとし、それにより不随意運動が起こります。

しかし、これは慢性的な筋肉疲労で一般的にある事で、普段無意識に筋肉がピックっと動く事はよくあると思います。ジストニアの場合はここに、体の基本機能の不調(便秘 食欲 睡眠など)やストレス、精神的要素が絡み合って症状を形成していると考えます。

当院の治療方針

ジストニアの患者様の場合は、局所の筋肉の緊張がきつくそれによる苦痛がある方が多く、まずその症状を改善させる為の治療を行います。それに並行して、体の状態を整える治療を加えていきます。これによりある程度身体的な苦痛は緩和されます。

不随意運動は、改善がみられるが残る事が多く、この症状に関してはストレスや精神的要素が深く関わっており、その部分の改善をする様な治療や、日常での体の使い方を変えたり、症状がでない条件での反復的な練習などを提案して、体に症状がでないという事をインプットする様にする事が必要だと考えて治療を行っています。

ジストニアの症状

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