湿気による体の不調③【食欲不振】

養生法

関西も梅雨入りしましたが、今のところ天気が続いてますね。
夏至に入り、夏も本格化してきます。
湿度も上がってジメジメする日も増えてきますので、体調を整えて元気に夏を楽しみたいですね。
そんな健康対策として、食欲不振について原因と対策をお話していきます。

食欲不振の原因

湿気による体の不調 でお話しましたが、外気の湿度が上がる事により、
体に余分な水分が溜まりやすくなります。
それにより体が重ダルイ、むくみといった不調が起こりますが、湿気は胃腸にも影響を与えます。

湿気により体に余分な水分が溜まると、それを循環させようと胃腸が働きます。
胃腸は消化吸収など常に働いているのですが、それにプラスして余分な水分を排泄しようと働きます。
そこで次第にキャパオーバーになってしまうと胃腸の働きが悪くなり、食欲不振や胃もたれなどの症状になり、結果水分代謝がより悪くなり悪循環が始まります。

特に普段から胃腸の調子があまり良くない方や飲食により余分な水分を溜めて、
胃腸を働かせすぎている方は要注意です。

水分代謝の中核を担っている臓の一つなので、しっかりと整えてあげる事が大切ですね。

食欲不振の対策

湿気が原因の食欲不振は、余分な水分が溜まった事による胃腸の不調なので、体の余分な水分を出してあげる事が対策になります。

  • 汗をかく
    軽く運動したり、お風呂につかったりして汗をかいて水分を出しましょう。
  • 手足を動かす
    手足を動かす事が胃腸の働きを促進させます。
    運動に手足を大きく動かす動作を入れると良いですね。
  • 睡眠をしっかりとる
    普段の疲労をとり元々の体力を回復させる為に休養はしっかり取ってください。
  • 太陽にあたる
    梅雨の雨の時期は難しいですが、晴れた時に太陽の光をしっかり浴びて下さい。
    太陽の光が体の元気の源になります。
  • 季節の旬の食べ物、お粥や胃腸にやさしい物を食べる
    食欲不振の時は無理には食べず、お粥など胃腸に優しいものを食べて下さい。
    胃腸が元気になってきたら自然と食欲が出てきます。
    また季節の旬の食べ物は、その時期の体の働きを助けてくれる作用があるので
    旬の物を食べると良いですね。
    旬の食材については毎日の(今日の一言)で紹介しているので参考にしてみて下さい。

湿度が高くなると…、毎年この時期に…などの季節性の不調でお困りの方は

鍼灸治療をお試し下さい

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