春に起こり易い症状①【めまい】

養生法

立春が過ぎ、陽気が高まってきて気候も暖かくなってきていますが、こういった季節の変わり目に不調がでるという方は多いのではないでしょうか?

そんな春に起こり易い症状、今回はめまいについて原因と対策について書いていきたいと思います。

春に起こるめまい

春は、体が活発に動きだそうとする季節なので、体の気の方向性は外向的なベクトルになります。

その代表的な症状として花粉症やアレルギーがなくても少し鼻水がでたり、発熱したりといった症状がこの季節は出易くなりますが、体が外向的な気の動きをするので、それにのって体の余分な水や熱が出ていく為に起こっている生理現象です。

体の自然デトックスですね。

東洋医学の原点である黄帝内経では、春は発陳といわれる様に陳(古い物)を発散する季節なのです。

このように春は上に上に行きやすい季節ですので、体を上半身と下半身にわけると上半身に気が集まりやすくなります。これが春のめまいを起こすきっかけになります。

普段から体の養生に気を付けて、食事、運動、睡眠を規則正しく生活している方は大丈夫ですが、常に働きすぎている、寝不足、食べ過ぎで運動不足など不節制がある方は、季節の変化に体がついて行く事ができずに体調不良を起こす事があります。その一つが春のめまいです。

春のめまいの対処法

  1. 上に行き過ぎている気を降ろしてあげる
    出来る様でしたら、少し横になって目を閉じるといいですが、なかなか難しい場合は座って目を閉じて深呼吸をすると良いです。その時のイメージはお臍の下まで吸い込む感じでして下さい。
  2. 上半身の詰まりを解除しておく
    肩こりや背中のこりひどいと気の巡りが悪くなりめまいを悪化させる原因となってしまいますので、肩を回したりストレッチなどをして上半身の巡りを良くして下さい。
  3. 体の弱りを回復させる
    寝不足や普段の過労があると季節の気に引っ張られ過ぎて上半身に気が集まりすぎてめまいを起こす原因になってしまいますので、春の季節の変わり目は睡をしっかりとって仕事もすこしゆったりする方が良いです。
  4. 気を上に昇らせ過ぎない様にする
    目を使ったり、考え事をし過ぎたり、怒ったりすると頭に気が集まり易くなるので、出来るだけPCやスマホを見る時間を減らし、ストレスで考えすぎる事なく気持ち穏やかに過ごす事が大切です。

それでも改善しないめまいや体調不良は、一度鍼灸治療をお試し下さい!!

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