痙性斜頸(頸部ジストニア)とは
首の筋肉が自分の意思とは関係なく収縮し、
首が傾いたり回旋したりする疾患です。
原因不明とされることが多いですが、
臨床上、発症時に強いストレスを抱えている方が多いと感じます。
痙性斜頸の発症のきっかけで多いこと
・激務や寝不足が続いていた
・人間関係で強い緊張状態があった
・常に気を張っている状態だった
身体的・精神的ストレスが重なった時期に発症するケースが多い印象です。
ストレスと体の過緊張
ストレスを受けると体は防御反応として緊張します。
短期的なら問題ありませんが、
・長期間続く
・疲労が回復しない
・常に力が抜けない
この状態が続くと過緊張が慢性化し、
首周囲の筋肉が硬直しやすくなります。
一般的な治療法
・ボツリヌス療法
・内服治療
・リハビリ
ただし、症状の波や再発に悩まれる方も少なくありません。
痙性斜頸の症状を改善させるために大切なこと
✔ 首の局所的な筋緊張の緩和
✔ 全身の緊張状態の改善
✔ 精神的な過緊張の解除
局所だけでなく“全体”を見ることが重要です。
痙性斜頸の鍼灸治療
鍼灸では
・首周囲の筋緊張の緩和
・自律神経の調整
・体全体の巡りの改善
を行い、緊張状態を解除しやすい体へ導きます。
痙性斜頸の改善例
首の張りと首が右に傾く(痙性斜頸)
50代 女性
〇症状
10年位前に発症し、その頃は仕事が忙しく仕事を辞めて、数年落ち着いていたが、最近仕事を始めてから症状が再発してきた。
首の緊張がきつく痛い。治療経過中に頸部ヘルニアを発症。
〇治療方針
首の張りがキツイので局所的には首の筋肉を緩めるように、後、性格が何でもキッチリしないと気が済まない様な性質で、気にし過ぎるので、それによって身体が緊張状態になりやすく、力が入ってしまっているので、普段の生活で脱力出来る様にアドバイスさせて頂き、治療中にリラックスして頂き、体の力を抜く感覚を体感出来る様にしました。
〇経過
首の緊張による痛みや凝りは徐々に改善し、それに伴い首の動きも無くなっていきました。
途中、頸部ヘルニアになりましたが、治療によりほぼ痛み、手の痺れ伴に無くなりました
首が右に向いてしまう(痙性斜頸)
20代 女性
〇症状
半年前位から首が無意識に右に引っ張られる様になった。手で押さえているとましだが、手が疲れてくるので長時間は押さえてられない。
〇治療方針
ジストニアの場合、首回りの筋肉の緊張がきつく、それにより痛みや凝り感があり、その為に症状が悪化している事が多くまず首回りの筋緊張の緩和します。
無意識に動く症状は、慢性化すると動いている感覚が常になってしまうので、首の筋緊張を緩める事で違和感を少なくし、止まっている時間が増え、動いていた感覚が薄れる様に治療を積み重ねる必要があります。ですので、症状の程度によって改善の期間と度合い変わってくるので治療毎の変化や持続を診る必要があります。
今回の方は、発症から半年とまだ期間が短いので、早く良い変化が出ました。
〇経過
1.2回の治療で首の緊張や凝り感がましになり、引っ張られる感はあるが楽になりました。治療を継続しているうちに、首が動かないポイントやタイミングが分かる様になり、止まっている時間が増えてきました。計20回の治療でほぼ症状が出なくなり治療を終了しました。
痙性斜頸(頸部ジストニア)でお悩みの方へ
・首が勝手に動いてしまう
・ストレスとの関連を感じている
・ボツリヌス療法以外の方法も探している
・再発を繰り返している
痙性斜頸は首だけの問題ではなく、
身体全体の緊張状態や自律神経の乱れが関係していることも少なくありません。
当院では、局所の筋緊張だけでなく
全身のバランスや精神的な過緊張にも目を向けた治療を行っています。
大阪市都島区・京橋で痙性斜頸(頸部ジストニア)にお悩みの方はご相談ください。



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