治療法の確立していない疾患である難病、特に進行性の症状では悪化を防ぐ為の治療が必要になってきます。そういった難病の進行・症状に対する鍼灸治療の当院の方針・目的をお伝えしたいと思います。
大きな目標
〇進行の悪化を防ぐ・止める
〇症状の改善をする
現在では、治療法が確立していない難病ですが、治療の大きな目標としてこの2つを考え施術をしています。鍼灸治療をする事で進行が止まったり・緩やかになったりといった変化や歩きにくい・話し難いなどの症状が改善したり、また病院の薬の効き目が良くなったなど、少しでもこの2つの目標に近づけるような治療効果を出せる様にしていきたいと考えています。
”大きな目標”に繋げる為の目標
〇病気に対して前向きになって頂く
〇日々の養生を意識して頂ける様になる(運動 睡眠 食事)
体調や症状の進行を改善する為には、”日々の暮らし方を改善する””というと堅苦しく・難しい印象になりますが、そうではなくストレスを感じる事なく自然に体にとって良い生活リズムや食事・運動が出来ているという事が大切だと思います。
そうする事で体のちょっとした不調にも気づき直ぐに対処する事ができ、結果的に症状の改善や進行の現状維持・改善になっていくと考えています。
その為に必要な事
〇体の立て直し(便通 睡眠の質 胃腸の機能)
〇周りの方のサポート
体の立て直しをしっかり行い、日々の養生ができる”カラダづくり”をしていく事が大切です。
また、体の調子が良くなると精神面にも影響が出ますので、病気に対して前向きになり、日々の暮らし方が変わってきます。
ですが症状を抱えている患者様は、その日の症状の状態によってモチベーションを保ち続ける事が難しい事があります。そこで周りのご家族などのサポートが必要だと思っています。
その為に、周りのご家族などの方の体調や精神面の治療を含め、難病患者様とご家族の治をしていく事が大切だと考えています。
段階的に大きな目標へ(治療の目的)
体の立て直しを基本として、段階的に体の状態を改善し、養生法をお伝えし実行して頂き、また周りのご家族の方などに対しての治療を通して、”大きな目標に繋げる為の目標”を実践できる様になり、少しでも”大きな目標”である 進行を防ぐ・止める、症状を改善するという目標に近づけていく事を目的に治療をしています。
コメント