最近、春バテというワードを良く耳にします。
今までは夏バテでしたが、夏を待たずして体が気候の変化に対応できなくなっているという事ですね。
気候の変化に対応出来ないのは、地球人として由々しき事態です!!
と少し大げさですが、気候の変化に対応出来ないと、季節の変わり目毎に不調が出る事になってしまいます。そうならない為に、この時期に感じやすい疲れやすい、イライラするといった症状から原因と対策についてお話したいと思います。
何故気候の変化に対応出来ないのか?
春の体の変化については、春に起こり易い症状【めまい】①・【頭痛】②でお話しましたが、
季節によって体の気のリズムは変化しています。特に冬から春そして夏に向けては、成長する季節なので体は活発になり始め、秋から冬に貯蔵したエネルギーを存分に使おうと動きはじめます。
気候も暖かくなり、体の活発な動きを助長するように夏には、気温も高く暑くなっていきます。
この様に自然の動きと体の動きが一致して、成長して行くための生命活動をしていくのですが、
秋冬に蓄えるはずのエネルギーが不足していたり、逆に余分な物と一緒に蓄えすぎてしまうとこの時期に不調や、春バテといった体がついて行かないという症状がでて来てしまいます。
疲れやすい・イライラの原因
疲れやすくなる原因は、春バテといわれる様に気候に合わせて体が活発になる為のエネルギーが不足する為に、言葉の通りバテてしまっている状態です。
そこにプラスして、4月は新年度・新学期で何かと忙しい時期なので、余計にエネルギーを使い疲れやすくなってしまいます。
次にイライラですが、東洋医学的に春は肝が関係する季節です。
肝は怒という感情に関係していて、肝が病むとイライラするといわれています。
分かり易く言うと、肝(五行でいう木)はすごく実直で”曲がった事が大嫌い~♪”なので伸び伸びと真っ直ぐでないとダメなんです。
なので伸びる勢いがなかったり、何かに邪魔されて塞ぎ止められてしまうとエネルギーの発散ができずにイライラといった感情になってしまいます。
春に成長する為にピッタリな臓であるがゆえにですね。
対処法
冬からのエネルギーを蓄える為の養生の結果の症状なのですが、それでもこの季節を元気に過ごして頂く為に気を付けて頂きたい事です。
- 基本は、睡眠・食事・運動
規則正しく睡眠・食事を摂る事と適度に運動をする事が大切です。 - 疲れたと感じたら素直に休む
無理が必要な時があると思いますが、無理をして疲れにくくなるという事は無いのでタイミングをみて休める時はしっかり休む様にして下さい。 - ストレスをかけすぎない様・溜まったら発散する
ストレスがかかるのは避けられないですし、健康に生きる為には適度なストレスは必要なのですが、キャパ以上にかけ続けるのはやはり不調の原因になってしまいます。定期的に開放して発散もしっかりする様にして下さい。 - よく休んでるのに何となくダルイ・やる気がでない場合は運動不足かも
普段から余り外に出ない、運動もしないといった生活が続いていると気血を上手く循環できる能力が落ちてしまってダルイ・やる気が出なくなってしまう事もあります。なので外に出て太陽を浴びて体を動かし気血を巡らせてあげる事で調子が良くなります。
春バテの症状や慢性的な不調でお困りの方は、鍼灸治療をお試し下さい。
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