自律神経の乱れの症状|倦怠感・疲れやすい

疾患説明

倦怠感・疲れやすい

季節の変わり目の時期や普段のお仕事などで疲れが蓄積している時などに自覚する様な不調ですが、自律神経の乱れの初期症状でも出てきやすい症状でもあります。そんな倦怠感・疲れやすいといった症状の原因と対策についてお話します。

倦怠感・疲れやすくなる原因

一般的な原因としては次の様なものがあります。

・寝不足
・疲労の蓄積
・生活リズムの乱れ
・ストレス
・加齢
・風邪の初期症状
・病後

これらの原因により自律神経の乱れが起こると、体が回復しづらくなり倦怠感や疲れやすいといった症状が出てきます。

東洋医学的にみる体に起こっている事

上記の様な原因によって体に起こっている事。それは、

精気(生命エネルギー)不足です

人を含めた生物には、活動する為のエネルギーがあります。それは食事によって作られる物と生まれ持っている物とあり、その二つが相互的に働く事で生命活動を行っています。

このエネルギーは、主に夜睡眠によって蓄えられ、朝日と共に体中の巡りを活発化させて活動の為に消費されていきます。そしてこのエネルギーが少なくなって来ると、活動力が低下し体を休めるモードに切り替わっていきます。これが夜の睡眠に繋がって来ます。

これが、十分に睡眠を取れていなかったり重労働が続いていたり食事によるエネルギー供給が出来ていなかったりすると、消費と供給・蓄積のバランスが崩れ消費するばかりになり、最終的に体がジリ貧になってしまいます。これが倦怠感や疲れやすいといった症状として現れ、より慢性化するとめまいや不眠、食欲不振、更には鬱などの精神症状など、慢性化した自律神経失調の症状を引き起こす原因になります。

倦怠感や疲れやすい症状の対策

まず体をよく休める事

睡眠不足や仕事の忙しさが続いていたり、毎日重労働をしていたり、お体がジリ貧状態になっている方はまず睡眠をしっかりと取ってください。初期症状であればそれだけで体は回復していきます。

症状が慢性化している様な方も、あまり体を休められていないなという方はしっかりとお体を休めてください。それから一つ一つの症状に対して治療などの対策をしていく事で症状が改善の方向に向かっていきます。

倦怠感や疲れやすいの症状以外に、自律神経の乱れの症状がある方は鍼灸治療でお体を整える事をおすすめします。

鍼灸治療のおススメ

体が休める方向に導きます

仕事や家事の忙しさが慢性化していると、体は戦闘状態に入ったままになり、常にエネルギー消費モードになり解除出来なくなってしまっています。鍼灸治療ではその戦闘状態を解除し体を休めるモードへと導きます。長らく戦闘状態が続いていた方は、鍼灸治療を受けた直後に体が緩んでいくのを実感して頂ける事があります。

体の緊張を緩めます

体の戦闘状態を解除する事で、体全体の緊張が緩まります。筋肉の緊張が緩み気血の巡りが良くなり、肩こりや腰痛、頭痛などの症状が改善し、それらに起因する体のダルさや倦怠感が改善します。
体の緊張が緩む事で、心の緊張も緩み体が軽くなり、熟睡できる様になります。

自律神経の乱れを整えます

鍼灸治療で体全体のバランスの崩れを調節する事で、自律神経の乱れが整い様々な症状を改善に導きます。

様々な症状・疾患、体質に合わせて施術します

不調の原因は様々で、同じ症状でもお一人おひとり違ってきます。個々の症状や不調の原因をしっかりとつきとめ、それに合わせた治療をしています。



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