かわら版5月号

かわら版

今回は、プレ更年期の不調についてです。
5月にはいり大分暖かく暑い日もふえましたが、朝晩とお昼に気温差はまだまだあり体調を崩しやすい時期です。自律神経の乱れの症状も出易い頃なので、何となく季節の変わり目は特に体調が悪いなと感じる女性の方は是非読んでみて下さい!

プレ更年期の体の不調

桜の開花も過ぎて新緑が芽吹き始めました。気温も昼間は暑いくらいの暖かい日が増え始め初夏の雰囲気がでてきましたね。新学期・新年度から一か月が過ぎ少しずつ環境にも慣れてきた頃でしょうか、少し緊張がほどけ今ぐらいの時期に、溜めていた疲れがポッと出たりします。いわゆる五月病といわれる様な症状ですが、季節の変わり目と相まって自律神経の乱れの症状が出易い時期です。しっかりと体調管理や治療にて体を整えていきたいですね。

さて今回は自律神経の乱れの症状が出易い体質として、プレ更年期のお話をしたいと思います。プレ更年期とは30代後半から40代半ば位の期間で、女性ホルモンが穏やかに減少し始める時期です。本来この時期は【ホルモンバランスが崩れる】といっても不調を来たす程ではないはずなのですが、最近ではこの頃に頭痛やめまい、倦怠感、不眠、イライラなどの更年期に似た症状が出るといった方が増えている様です。その原因としては、やはり普段の生活で気を消耗し過ぎている事が原因だと思います。仕事で夜遅くまで働いたり、家事や育児に忙しかったり、夜更かしや寝不足をしたり、ストレスやイライラが多かったりと、何かと気を使い過ぎる事が多いので、普段からしっかりと休息やストレスの発散が出来ていないとそれらが溜まり続け、プレ更年期といわれる体の変化が起き始める時期に、内側のバランスが崩れ様々な不調が出て来てしまいます。しかしプレ更年期の不調は体からのサインでもありますので、この時期にしっかりと体と向き合い整え始める事で、本格的に更年期に入った時に、より酷い症状が出る事を予防する事ができます。

プレ更年期から始める不調の予防法

しっかりと体を休める事
これが一番大切な事です。体に無理させず、適度に休む事が必要です。十分な体力を確保するには睡眠が無くてはなりません。
・気を消耗し過ぎない事
仕事や日常でのストレスもそうですが、この情報が多い時代、色々な事に気をむける事が多いと思います。調べればすぐに情報が手に入り、一緒に様々な人の意見や愚痴も目に入ってきます。情報収集は大切なものもありますが、あまり神経質になり過ぎて気を消耗し過ぎない事が重要です。
・食事・睡眠・運動を規則正しくする
規則正しい食事と適度な運動、十分な睡眠この三つを出来るだけ乱れる事無く生活する事で、気の消耗を防ぐ事が出来、多少の無理をしてもリカバリーする事が出来ます。
・不調が続く時は鍼灸治療を
気の消耗によって月経周期に合わせらなくなってしまったお体の治療を行います。加齢による体の生理機能の低下に逆らう事は出来ませんが、健康に美しく年を重ねる事は出来ます。東洋医学的な養生法や治療で健康をお手伝いします。

プレ更年期の不調について東洋医学なお話もこちらで書いています。

コメント

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました