発達障害(自閉症スペクトラム 多動 学習障害)の病態・症状と鍼灸治療



発達障害の鍼灸治療

病態

発声や発語の遅れがみられ、それが成長に伴い、周りとのコミュニケーションが取りにくいなどの問題として出てくる。運動機能の遅れがみられる事もあります。

最初に気づく特徴として、こだわりがある、じっとしてられない(多動性)、急に走り出す(衝動性)、環境の変化に適応出来ないなどの性質がある事があります。
就学が始まると、団体生活において協調性が取れなかったり授業についていけない忘れ物が多いなどの特徴が目立ちはじめる事もあります。

程度には個人差があり、会話等は問題なくできるが、周りとのトラブルが多くなったり、学力面での差が出てきたり、友達との関係を上手く築けなかったりといった事で気付く場合もあります。
子供だけではなく、現在は大人になってから病院を受診して診断される場合もあります。

東洋医学的見解

子供は、大人に成長する為に必要な莫大なエネルギーを発揮します。
そのエネルギーを伸びやかに発揮する事で、運動能力を獲得したり、言葉を覚えたり、他様々な成長をします。
この成長の過程では、エネルギーの発揮が一時的に押さえつけられ、それに抵抗する事によって更に力を発揮し更に高度な能力を獲得していきます。
例えば、

  • 知育のおもちゃなどが上手くできない
  • 自転車の練習
  • 鉄棒や縄跳びなど運動の練習
  • 勉強をする事
  • 叱られてルールを理解する

などこういった様々な壁にぶつかり、それを克服して新たな能力や知識を獲得する為に、エネルギーを発揮します。
次にそういったエネルギーが発揮される時の反応についてですが、子供は、出来ない壁や欲求を満たせない状況、興味のある事などに出会うと、純粋な反応をあらわします
例えば、

  • かんしゃくを起こす
  • 駄々をこねる
  • 急に大きな声を出す、泣く
  • 同じことを何度もして欲しい
  • 好奇心が旺盛
  • 落ち着きが無くなる
  • 昼間興奮すると夜寝ない、夜泣きする

といった行動・状態になる事が多いと思います。
これらの反応は純粋な子供の反応の特徴です。

ですが、行き過ぎると多動性衝動性注意欠如というように自閉症スペクトラムの症状の特徴になる事もあります。ですが独特な特徴ではなく、子供の純粋な反応の延長線上にこういった特徴的とされる症状があります。

行き過ぎた反応が出てしまう原因の一つとして、自閉症スペクトラムや言葉の遅れのあるお子様は、言葉など周りとのコミュニケーションが取りずらく、自分の伝えたい事の表現や行動がうまくできずにそれが更に壁(ストレス)になり、子供の特徴的な行動が大きく出過ぎてしまうのだと考えます。

また、自閉症スペクトラムや言葉の遅れのあるお子様によくみられる症状として

  • 便秘
  • 偏食がある(栄養が偏っている)
  • 小食(食事に興味がない)
  • 睡眠が浅い、寝つきが悪い
  • 手足が冷たい

など体の基本となる、食事・睡眠・運動に何かしらの症状が出ている事が多いです。
こういった症状が、成長に必要なエネルギーの発揮する妨げになっていたり、エネルギー自体を弱めてしまっている原因ではないかと考えます。
ですので、そういった成長の妨げになっている原因を改善し体の環境を整える事が、
純粋に伸び伸びと成長する事に繋がると考えています。

当院の治療法

ご両親様のお悩みになっている事や、お子様の体の状態、特徴などを診させて頂き、食事や睡眠など体の基本的な機能を正常にできるように治療していきます。個人差により成長の程度は変わりますが、お子様の体の状態を治療し、伸びやかに成長できるような体の環境を整えます。

お子様の成長には、日々の環境や、周りのコミュニケーションが必須だと考えますので、お子様の訴えたい事、したい事などを一番に理解できるご両親様に都度お話をお伺いをして、お悩みの事を解決できる様に提案させて頂きたいと思っています。

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