かわら版10月号

かわら版

今月は健康が【美】につながるというお話です。鍼灸は美容鍼という形で美容のケアもできますが、そもそも肌艶や血色など、美容に関係するお体のトラブルはお体の調子が関係します。そして健康の状態によってまとう雰囲気も何気ない事ですが変わってきます。そんなお話を今月号ではしています。

体の健康が【美】の秘訣

普段の臨床の中で、女性の方で治療を開始して3.4回目位、症状がある程度改善し始めた頃から、急に雰囲気が変わるという方が結構います。一言で言うとどんどん綺麗になられていく方が多いです。これは、体が整い始める事で肌の艶や血色が良くなり、表情や声のトーンも明るくなられるので、良い雰囲気に一気に変わられるからです。また、それとは別にお化粧や服装の感じも変わられます。結構これが大切な事で、体が疲れていたり、不調や症状でツライ状態にあったりすると身の回りの事に気を配る事が出来なくなってしまいます。そうなってしまうと、他人にも気を配る事が出来なくなり、ちょっとした周りの行動などにもイライラし始め、家族にも当たってしまうようにもなってしまいます。そこからは、上手く行かない事が増えてどんどん悪循環に入ってしまいます。それが、治療により体が整い健康になる事で、気持ちに余裕がうまれ、身の回りの事に気が向きやすくなり、他人にも余裕をもって接する事が出来る様になり、冒頭でお話した様にまとう雰囲気が良い様に変わるので、周りからの印象も良くなり、物事が良い方向に回って行きやすくなります。見た目だけではなく、印象も良くなるので、まさしく体が健康になる事で【美】しくなっていきます。

最近は仕事や家事でも忙しい方が多いので、多少不調があっても我慢して、ほったらかしにしているという事が普通になってきています。そこに仕事や人間関係が上手くいかないといったストレスも抱えているという話もよく聞きます。何となくでも不調があり、物事が上手く行かず悪循環にはいっているなという方は、少し立ち止まって体の声に耳を傾けてケアをしてあげる様にしてください。

体のケアをしてあげた方が良い方の特徴
・ちょっとした事でイライラする。
・家族にあたってしまう。
・引きこもり気味になってきた。
・仕事の効率が落ちてきた。
・同じ悩みをグルグル考えて解決しない。
・服に興味が無くなってきた。(同じ物ばかり着まわしている)
・身だしなみがあまり気にならなくなってきた。

体がジリ貧になって、余裕が無くなってきている状態なので、少し体をケア・治療する時間をつくってみてください。

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