50代 男性
〇症状
数か月前に物が二重に見える様になり、病院での検査で脳幹出血と診断。
即入院で出血の処置を受け、複視の症状が出ているとの事で状態で当院を受診されました。
〇治療方針
左目の眼球が外に行きにくい、外転運動の障害が出ている事を確認したので、その運動に関する神経の麻痺を改善する事を目標に治療を開始しました。
〇経過
治療をする度に回復している様で、複視の範囲が狭くなってきたり、道路の線が自分に迫ってくるような見え方をしていたのが無くなったりと日に日に良くなっています。眼球の動きも外転が少しづつ出来る様になってきています。
〇施術者の一言
回復の具合に比べて眼球の動きは、まだそこまで回復していないので、おそらく脳幹の出血部分の障害された所が、徐々に正常な機能を取りもどそうとしている効果があるのだと推測します。鍼灸治療は体を総合的に改善していく治療なので、体の状態が回復する事で結果脳の障害された部分の回復にも影響していると考えられるので、引き続き完治を目指し施術をさせて頂きたいと思います。
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