手のふるえ、動作緩慢などの症状(パーキンソン病)

パーキンソン病・パーキンソン症候群症例集

70代 女性

●症状
60代の頃に、手のふるえが出始め徐々に、動作が遅い、歩きにくいなどの症状も出てきて、鍼灸治療に来られました。
治療方針
便秘の症状があり、全身の筋肉が固くなっていたので、まず便秘を改善する為に体のベースの機能を改善する治療を行い、その後筋肉の緊張を緩めていく様に治療しました。
この方針で経過を診ながら、日によって体のベースを整える・筋肉を緩めるのウェイトを変えながら治療を行いました。
経過
最初に変化が出たのは、便通で1週間に1回になったりしていたにが、2.3日に一回のペースで出る様になりました。そこから、手のふるえがほぼ分からない位になり、歩行も安定する様になりました。そこから調子を維持して、進行を出来るだけ緩やかにする為に治療を継続されて、10年以上になっても大きな進行もなく、ご自身で歩く事ができています。    

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